向いている人
今回は「離煙パイプはどのような人に向いているのか」という観点から離煙タバコを考えてみます。
そもそも僕は「自分には離煙パイプが向いている」と思って、
数ある喫煙グッズの中でも離煙パイプを選びました。
それはなぜか。
ちょっと順を追わなければいけません。
まずは、「どうしてなかなか禁煙が一般的に成功しにくいのか」ということを考えてみます。
禁煙できないのはタバコに依存してしまうからです。
依存と一言に言っても、
これは大きく精神的依存と身体的依存の二つに分けられます。
精神的依存というのは、
「タバコがないと間が持たない」
「手持ち無沙汰になるのが嫌でタバコを吸ってしまう」
「タバコの味が好き」
「タバコを吸って気持ち良くなりたい」
というような理由でタバコに依存してしまうこと。
身体的依存というのは、
「タバコを吸わないとリラックスできない」
「タバコを吸わないと気分が悪くなる」
「タバコを吸わないと頭が痛くなる」
というような理由でタバコに依存してしまうこと。
これはタバコというよりは、ニコチンへの依存だと言えます。
ニコチンに依存した状態でニコチンの接種を止めると、
ストレスが溜まったり眠れなくなったりという禁断症状があらわれます。
前者は意志の強さで抑えることができますが、
後者は意志の強さで何とかなるものではありません。
禁断症状は意志の力で抑えられるものではないので、
医者に通うかニコチン量を徐々に減らすか、
何かしらのしかるべき対処を取らなければいけない。
「タバコへの依存がどういったものであるか」をここまで考えてきました。
さて、ここでようやく離煙パイプがこのタバコへの依存に"どう効果的か"ということを考えます。
離煙パイプの大きな特徴は、以下の二つ。
・精神的依存には、「タバコを吸う習慣を止めない」という点で対処する。
・身体的依存には、「徐々にニコチン摂取量を減らしていく」という点で対処する。
つまり、離煙パイプを使うと、
精神的依存は保留にしたまま、先に身体的依存を抜いてしまうことができるのです。
もちろん最終的にはタバコを吸う習慣自体を止めることを目的としているので、
身体的依存を克服した後には精神的依存と向き合わなければなりません。
それでも通常「身体的依存」と「精神的依存」の両方に同時に向き合わなければならないところを分散させるという効能は、
なかなか考えられたものであるように思います。
「身体的依存」「精神的依存」が合わさるととても大きなハードルになる。
10段の跳び箱を一度飛ぶのと、5段の跳び箱を二度飛ぶのとでは、
どちらがより多くの人に可能なことであるかは火を見るより明らかです。
ここから結論に移ります。
離煙パイプが向いているのは"10段の跳び箱を超えられない人"、
つまり"「身体的依存」と「精神的依存」を同時に相手にできない人"です。
自分が"「身体的依存」と「精神的依存」を同時に相手にできない人"なのかどうかを判断する簡単な基準があります。
それは「過去に禁煙しようとして失敗したことがあるかどうか」です。
「禁煙しようとしたけど失敗した人」は"「身体的依存」と「精神的依存」を同時に相手にできない人"です。
10段の跳び箱が飛べなかった人は、
5段の跳び箱に挑戦してみてはいかがでしょうか。

